カラークーポンにトリートメントをつけたのとないのとどっちがいいかについて。
みなさんご存知だろうか。
Hot pepper Beautyの前身はサンロクマルというクーポン新聞だったことを。
サンロクマルからHot pepperにブランドチェンジした少し後くらいから毒女はHot pepperの営業をしていた。
そののち、当時飲食メインだった媒体から美容と切り分けられたのが2003年頃。
毒女は”美容専任”として、全国にその当時まだ37名しかいなかった部隊で美容師さんとともに媒体を作ってきた。
クーポンの数だったら誰にも負けないくらい作ってきた。
よく、「〇〇〇〇人の美容師さんの課題を解決!」とかいう書き方している人を見かけるので、毒女も「過去〇〇〇〇〇枚のクーポン作成!実績は全国一!」とか言いたいけど、ぶっちゃけ数えてないのでわかりません。相当数作ったのは間違いない。
今でもちょこちょこ作ることはあるので現役よ。(表現が年寄りくさいけど)
なので、経験数だけでなく、きちんとフレッシュでナウな情報です。
よく相談をうけることに「カラー+カットにトリートメント付けた方がいいですかね?」というのがあります。聞かれなかった年は一回もないくらいかならず誰かしらか質問を受けます。
無難な回答は、松竹梅方式で、
梅クーポン カラーのみ
竹クーポン カラー+カット
松クーポン カラー+カット+トリートメント
別の松竹梅だと
梅クーポン カラー+カット
竹クーポン カラー+カット+トリートメント
松クーポン カラー+カット+髪質改善トリートメント
とか。よくみるみるですよね。(あるある的な表演ね)
結論は、そんなにたくさんクーポンはいらん、ということです。
なぜならわからんから。
トリートメントって使っているものはお客さんにはわからんにしても、工程や仕上がりはお店によってまちまち。
なので、「アタリハズレがあるよねー」とよく純粋な美容室のお客である毒女の友人とよく話す。
「え?これだけ?これなら家でやるのとあんまりかわらんわ」とか
「え?ここまでやってくれるん?」とか。
後者の場合はパルッキーとか使ってあきらかに家でできないレベル。
しかも値段でわからんことが多い。
1000円程度なのにしっかりもみこんでくれてホットタオルで蒸したり蒸気をあててくれたりアフタートリートメントしてくれるところもあれば、
3000円するのにちょいちょーいで終わる時がある。
ちょいちょーいのやつはちょいちょーいと塗っても効果がものすごいやつなのかもしれないけど、(そんなのあるか知らんけど)お客としては非常に不満。損した気分になる。
ただ、そこに説明がきちんとあれば感じ方は少し変わるけど。
クーポンに戻るが、
いくらいいトリートメントでも商品名だけではわからん。
だって、”髪質改善トリートメント”っていっぱい書いとるところあるけど、定義が客にはわからんから。
Hot pepper Beautyであればクーポンの下に説明欄あるじゃろ?
あそこにしっかり説明を書くべき。”なんとか酸がどうこうとかわからん酸の名前とかマニアックな専門用語は使わんとってね。
あくまでお客様がわかりやすい表現と、刺さる表現で。
コツは効能×工程です。あと、トリートメント単体の施術時間。
そこらへんが書いてあるとお客側は想像しやすいので選びやすいし、
がっかりしない。
あと、カラー+カットのみの場合、お店でトリートメントを追加する提案をする必要があるけど、それも、実際髪をみてもらってから提案される方がしっくりくる。誰かれ構わずプラスメニュー提案するという営業的目的じゃなくてよ?
病院行くときだと、もらう薬決めていくときは、症状がわかっていているときだし、薬って病院によって効能違わんもんね。
あとは大抵先生に診てもらって先生が処方するもんね。
お店のスタンスやメニュー構成、客層などにより一概には言えんけど
一般的なこととして。ご参考になれば幸い。