今年もあと4か月。

この時期になると来年の戦略についてのミーティングに

切り替わり、

「あー、今年ももう終わるのか―」

と残暑を感じながらの風物詩のようになってきました。

最近、経営者の方とのお話しの中で

「昔はこれでうまくいっていたんだけどね」

という言葉を聞くことがあります。

でも今は、少しだけ事情が違います。

今までのやり方がしっくりこなくなる理由

物価が上がる。
人件費も上がる。
人は採用しにくくなる。
お客様の価値観も変わる。
そして、AIやデジタルによって

「仕事のやり方」そのものまで変わっていく。

中小企業を取り巻く環境は、

少しずつ変化しているというより、

変化するスピードそのものが速くなっているように感じます。

たとえば、以前は「電話で予約する」のが当たり前だったお店が、

今ではネット予約ができないだけで「ちょっと不便」と思われる。

「紙で確認して、電話で伝えて、誰かが入力する」

という仕事も、以前なら普通だったものが、

今では「それ、本当に人がやる仕事?」と考える時代になりました。

商品やサービスそのものが悪くなったわけではありません。

時代のほうが先に進んでしまった。

そんなことが、これからもっと増えていくのだと思います。

だからこそ、経営者に必要なのは、
「何か新しいことを始めなければ」
と焦ることではありません。

むしろ、

「今の会社に、今の時代に合っていないものはないだろうか?」

と、一度立ち止まって見直すこと。

小さな違和感に気付けるかどうかがまずスタート

商品、サービス、価格、働き方、

人材育成、組織のあり方、そして経営者自身の時間の使い方。

会社が大きく変わる前に、小さな違和感を見つけておく。

私は、これからの中小企業には、

そんな「変化を一緒に考える存在」が必要だと思っています。

私たちは、何かを一方的に教えるのではなく、経営者の方の隣で会社を見ながら、

「ここは、もう少し変えたほうがいいかもしれない」
「ここは、この会社の強みだから残したほうがいい」
「この人材をもっと活かせるかもしれない」

そんなことを一緒に考えるブランドパートナーでありたいと思っています。

ニーズの変化もしかり。

お客様の求めているサービス、関わり、システムは

もう去年のものではない、ということ

実はたくさんあるように感じます。

そして相手により正解が異なる難しさ。

たとえば、何か御礼を伝える時、

「電話すべき?」

「LINEの方が邪魔にならない?」

「あった時に直接伝える?」

これらは相手によってまた、事柄によって

何通りも”最適解”があるように。

会社を変えるのは、大きな改革でなくてもいい。

小さな「気づき」をひとつずつ積み重ねることで、

気がつけば会社の未来が変わっている。

そんな伴走を、私は大切にしています。