広島も梅雨入りしましたね。
雨は濡れたりして不便なこともあるけど、
雨も降らないと我々困るわけで。
しとしとおしとやかな日も
嫌いじゃないです。
けど、災害はどうか
起きませんように。
おはようさん。ママです。
少し前のセッションですが、
女性経営者さんのコーチングを
させていただいた時のお話し。
イライラが止まらない。社員を嫌いになりそう。
その女性経営者は
ちゃきちゃきとなんでも
ご自分でできるスーパーウーマン。
けど、
「更年期のせいか
イライラが止まらなくて、病院にも
行ってるけど、よくならない」
とのこと。
そして、
自分の体調のせいか何かわからないけど
最近社員に対して辛くあたってしまって
その後自己嫌悪に陥る。
次第に社員の嫌なところばかり
目につくようになり、
仕事に集中できない。
とも。
ママは病院の先生ではないけど、
更年期に関しては
同情できる部分もある。
そしてこういうことって
意外と話す相手がいないのも
よく知っている。
改善したいことが取っ散らかってる状態
90分のセッションの中で、
あれやこれやと話していると、
ご家庭のことやらいろいろと
改善されたいことや
思うようにいかないことが
口から旗を出す手品の人みたいに
次々と出てきた。
ホルモンバランスによるものは
専門ではないのでちょっと横に置いておいて、
お話しされることを整理すると、
理想と焦りに振り回されているような、
「本当はこうしたいのに、できない」
「以前ならできたはずなのに、できない」
「任せられる人がいない」
のような。
それにより、
イライラが常態化している状態。
5つのT
お話しをしていると
その方は涙を流された。
プライベートでもお辛いことが
あったと後半打ち明けてくださった。
おそらく、会社でも
社外でも
気を張りつめていらっしゃったんだと思う。
そして、繊細で優しいがゆえ、
社員さんに優しくできていないことが
本当に辛かったんだと思う。
今回はコーチングであって
カウンセリングではなかったものの、
ママは以前カウンセリングスクールで
喪失と悲嘆の臨床心理学を学んだ中の、
3つのTを思い出した。
辛さを乗り越えるための3つのTとは。
Talk…話す
Tear…涙を流す
Time…時間
同行二人(どうぎょうににん)
ママは行ったことないんだけど、
四国八十八か所巡礼の時の
笠や杖に書かれているんだって。
意味はwikiとかで見たら丁寧にあれこれ
書いてあるけど、
「うしろで支えてくれている人を
意識して生きていく。
落ち込んでも必ず立ち直れる。」
というようにママは解釈しています。
気持ちとロジック
気持ちや共感だけでは救われないし、
頭でわかってるロジックでも
それができないから困っている。
共感をし過ぎず、
でも親身に寄り添う。
そして、ママが得意とする
本質的な整理
によって、何から取り掛かれば
流れが良くなるのかを
一緒に見つけていく。
セッションの終わりに
2人で泣き笑いをした瞬間
「抜けた!」
と感じて、
そこからは、
自ら何をすべきか
何が原因かに気付き、
今は社員さんと共に
アイデアを出し合い、
業績も改善してきた。
イライラとか
体に表れる症状って
何かを知らせようとしてくれてたりする。
それを無視しないで、
我慢しすぎないで、
のびやかに仕事をして欲しいと
思うし、自分もそうしようと思う。