おはようさん、ママです。
研修が続いておりまして、
頭の中が研修風味です。
今日は営業スキルをつける手段のひとつ、
ロールプレイングについて。
ロープレをすることを目的にしないこと。
まずはじめにすること。
何を目的にロープレをするのかを決めること。
ここはざっくりではなく、
できるだけ現場感のある具体的な目的を。
たとえば、
「売上を上げるためのロープレ」→×
「お客様のニーズを引き出すロープレ」→〇
何を鍛えるロープレなのかを明確にしないと、
「時間が来たからさ、ロープレやるよー」
という
やっただけ
とか
朝の寸劇
になってしまうよ。
とにかく設定は具体的に
実際の現場がリアルに想像できるような設定も
重要なポイントのひとつ。
想定シーンを細かく設定(お客様のタイプ、状況、目的など)。
ここが甘いと、ロープレ用の寸劇になってしまいます。
あと、実際では言わないような、
「あ、間違えた」
とかの練習時の独り言も禁止にすること。
実際の現場を想定して、お客様側役もなりきることが重要。
時間を決めて、何度も繰り返す
1回長くても15分以内で、頻度高く行うのが効果的。
長く話すと、論点がずれたりロジカルに伝える目的が
確実にぼやける。
何度もするうちに、それは身体知になり、
短く要点を伝えることが
考えなくてもできるようになる時が
必ずおとずれます。
やったらふりかえりも忘れずに。
やりっぱなしだとこれまた成長が鈍ります。
かならずフィードバックを適切に行うこと。
具体的にどんな言い回しがよかったのか、
非言語(表情など)で気になったことを指摘することは
本人に気づきを与えます。
- まず良かった点を伝える(承認・安心感)。
- 次に改善点を具体的に(例:「声のトーンをもう少し柔らかく」など)。
- すぐに再実践して、修正後の感覚を掴む。
このポイントが大切。
今月も今日でおしまい。
みなさまおつかれさまでした。
来月もみなさまにとってよいひと月になりますように。
ほいじゃまたね。
