おはようさん。ママです。
ずーーっと昔の
自分が新人だったころに習ったような
内容の新人研修しとらんじゃろうねー。
今日は近頃の若者に研修する時の
注意点を聞きに、
人材教育担当の人がご来店。
まず世代理解をしよう
いわゆるZ世代とは、ざっと、2025年時点で、
10代後半から20代後半くらいの世代で、
生まれた時からインターネットやスマホが身近にあり、
デジタルネイティブと言われたりしている。
また、バブルを知らないこともあり、
24時間戦えますかのリゲインのCMの話なんか
してもキョトーンとなるのでご注意。
リゲインすら知らない子も半数くらいおるんよー。
(この話をしたことがバレたね)。
その他の特徴として、
自己表現を大切にする
SNSなどを通じて「自分らしさ」を発信するのが自然。個性を大切にしている。
社会問題への関心が高い
環境問題、人権、多様性(ダイバーシティ)などに敏感で、社会をより良くしたい意識が強い。
リアルとオンラインをうまく使い分ける
オンラインでのつながりも大事にするけど、リアルな体験や絆も重視する傾向がある。
コスパ・タイパ重視
コストパフォーマンス(コスパ)だけでなく、タイムパフォーマンス(タイパ=時間の効率)も大切にする。
安定志向と挑戦志向の両立
未来への不安から安定を求める一方で、好きなことに挑戦したい気持ちも強い。
AI、グローバル化、リモートワーク、気候変動など、
大きな社会問題にも小さい頃から触れていることもあってか、
「将来安泰」のイメージが薄く、
安定志向と柔軟な生き方を両立しようとする人が多い感じ。
変化が早くて、正解がない時代
を当たり前に思っている世代よね。
そんなZ世代への研修ポイント
1. 個別対応を意識する
価値観やバックグラウンドが多様なので、
画一的な指導はまず響かない。
響いてなくても、
”正しい聞き方”
を心得ているように感じるので、
反応だけ見て甘んじず、
個々をよく観察して
フォローすることが大切。
2. 心理的安全性の確保
「質問してもいい」「失敗しても大丈夫」
という雰囲気を作ることが重要。
「この場は失敗しながら学ぶ場です」
とか
途中で質問がないか、
理解度を確認しながら進行するのは絶対!
3. 「目的」「意図」「意味づけ」を伝える
この研修は何を目的としていて、どういう意図で
構成されているのか、
この研修を受けた後、どういう状態をゴールとするのか、
そして、この研修を受ける意義、メリットなど
「毎年新人は研修をするものだから」
というのではなく、
ここも丁寧に伝えることで、
集中度が明らかに変わります。
4. 短期間で結果を求めすぎない、でもチェックする
焦らず、成長には段階があることを理解し、
プロセスを褒める文化を作るのが理想的です。
でも、腫れ物に触るようでは
すぐに見透かされ、
中には物足りなさを感じる人も
でてきたりします。
なので、適度にストレッチした目標設定、
個別の目標設定をして、
言いっぱなしではなく、
途中経過をチェックして
成長を促すよう、
教える側はコーチングをしている感じ。
世代は違えど情熱は伝わる
過度に世代に合わせるような
教える側の窮屈さもあるけど、
想いをもって、真正面から向き合うことで
心を開いてくれ、
そのことが成長を促進させるのも確か。
指導する側は、
余裕ぶっこいとったらいけんよ、って話。
教えると理解させるは違うこと。
すくすく成長してもらえるよう、
大人のみなさん、頑張りましょう。
ほいじゃまたね。