「去年と同じ内容でお願いします」

研修の現場で、よくいただくご依頼です。
ですが正直に言うと、そのままお受けすることはほとんどありません。

なぜなら、研修内容は“消耗品”に近いからです。

情報のアップデートを継続できるかが肝

世の中の変化は、想像以上に速くなっています。
特にここ数年は、

・お客様の価値観の変化
・SNSや口コミの影響力の増大
・働く人の意識の変化
・ハラスメントやコンプライアンスの基準の変化

これらが一気に進みました。

つまり、去年「正解」だった接客や営業が、
今年は「ズレている」可能性があるということです。


例えば、

・積極的な提案 → 「押し売り」と感じられる

→と、去年は言ってたけど今年はソフトなプッシュが◎とか


・距離の近い接客 → 「配慮が足りない」と受け取られる

→と、去年は言っていたけど、ここちよいと感じる人が増えた、とか。


・根性論の指導 → 「時代遅れ」と離職につながる

→と、去年までは言っていたけど、実は今こそ根性論が必要、とか。

こういったズレは、現場にじわじわと影響します。

そして怖いのは、
“正解だと思ってやっている”ことです。


だからこそ、研修は「一度やって終わり」ではなく、

・定期的に見直す
・時代に合わせて微調整する
・現場のリアルに合わせて設計し直す

この繰り返しが必要です。

繊細な接客、コミュニケーションをするならばアップデートは必須

私が提供している研修では、
毎回ゼロから作り直すわけではありませんが、

必ず「今の時代に合っているか?」

を前提に再設計しています。

流行を追うのではなく、
“ズレないためのアップデート”です。


研修は、過去の成功体験をなぞるためのものではなく、
未来の成果をつくるためのもの。

だからこそ、
「去年と同じ」でいいのかを、

一度立ち止まって考えてみてください。