”役に立つ研修は
相手を知ることから。”
Z世代を今日も研究中。
おはようさん、ママです。
他人の目に敏感な世代
デジタルネイティブと言われる彼らの
相談相手はチャッピー(Chat GPT)らしい。
理由をたずねると、
・いつでも何時でも相談できるから
・丁寧な回答で気が済むまで付き合ってくれるから
・感情がないから何でも話せるから
そして意外だったのが
課金して使用している子が多い、ということ。
SNSでの「いいね」などの評価に
日常的に晒されている彼らは、
他人からどう見られるかに敏感。
失敗から学ぶ経験の少なさ故の打たれ弱さ
学校や家庭で
ミスをしないように守られてきた
傾向があるという彼らは、
失敗=自分はダメ・悪
と極端な思考になりがちらしく、
小さなミスでも挫折しやすいという。
これは何も
Z世代が全員そうだと言っているわけでは
なく、昭和世代でもそういう子はいた。
1900年代のママが新卒時代も
こんなことがあった。
社内試験があり、
事前に上司から
「簡単な試験だから
誰でも合格するから大丈夫」
と言われ、ママなんか
「じゃあ大丈夫か」くらいに
思っていたのだけど、
同期の〇〇ちゃんは
その「誰でも通る試験に
もしも落ちたらどうしよう」
とずっと心配していて、
試験結果が出る前に
退職してしまった。
(のちに彼女は合格していた
らしいということを聞いた。)
代行時代の弊害
以前は退職する時、
嫌でも辞表を上司に提出しないと
いけなくて、
退職したさと提出時の気まずさを
天秤にかけ、何日も悩んで
どちらかを選ぶ猶予があった。
だが、
今や、
退職代行は24時間いつでも
LINEやメールで気軽に問い合わせができる。
一切の交渉はせず、万が一
退職が成立しなかった場合は
全額返金されるという保証や、
弁護士がついているサービスもあり、
何かあった時、
失敗しないような万全な体制が
整っているのは、
失敗したくない若者に
寄り添ったサービスであるといえる。
面倒な交渉や
いつでも専門知識のある
他人に相談できるという
タイパの良さは
半面、
社内や業務の事情を良くしっている
先輩や上司に相談し、思い直す
というチャンスは自動的に奪われ、
あらゆるケースや
辞めても後悔しないか
熟考する時間も省略されてしまう。
あるニュース記事では、
Z世代ほど元の職場を
懐かしんでいる傾向にあり、
約89%が退職を後悔しており、
その結果、メンタルヘルスが
悪化しているというのには衝撃だった。
一時の感情で行動してしまうのは若者ならでは?
退職をして、SNSで
「会社辞めました!今日から自由!いえーい!」
みたいな投稿をして
その投稿への反応が薄かった時、
不安になるという。
また、思ったような
「いいね!」の数が集まったとしても、
その後、自分の友達が
仕事で充実している様子が見えると、
自分で選択した退職なのに、
被害者のような気持ちになるそう。
突発的な感情で
勢いで人に任せて成果を簡単に
得られる昨今、
後悔のないよう救ってくれるのは
まわりの友達や
職場の先輩、上司、
親、兄弟など
ここについては
いつの時代も変わらないのかもしれない。
もっと我々大人が
できることってあるんじゃないかね?
ほいじゃまたね。
