経営者は日々、多くの意思決定をしています。
新規事業、採用、人材育成、資金繰り、
営業戦略、組織づくりなど、
その判断が会社の未来を左右することも少なくありません。
しかし、経営者には「本音で相談できる相手」が意外と少ないものです。
そんな時に役立つのが「壁打ち」です。
壁打ちは、答えを受け取る場ではありません。
対話を通じて考えを整理し、
自分自身の答えを見つける時間です。
今回は、実際に壁打ちを行った事例をご紹介します。
事例① 新規事業の方向性が見えなかった経営者
ある経営者の方から、
「新しいサービスを始めたいが、
何から手を付ければいいかわからない」というご相談をいただきました。
最初は事業アイデアをたくさん話してくださいましたが、
対話を進める中で、
「本当にやりたいこと」と
「売れそうだからやろうとしていること」
が混ざっていることが見えてきました。
そこで、
- なぜその事業をやりたいのか
- 誰に価値を届けたいのか
- 3年後にどんな会社にしたいのか
という視点で一緒に整理していきました。
約90分の壁打ちが終わる頃には、
優先順位が明確になり、
「まずは既存顧客向けに小さく始めて検証する」
という具体的なアクションまで決まりました。
後日、「迷いがなくなり、すぐに動き出せました」
とご報告をいただきました。
事例② 社員との関係に悩んでいた経営者
別の経営者の方は、
「社員が思うように動いてくれない」
という悩みを抱えていらっしゃいました。
最初は社員側の課題だと思われていましたが、
対話を重ねる中で、
「自分の考えを言葉にできていなかった」
という気づきが生まれました。
そこで、経営者として伝えたいことや
会社の方向性を言語化するサポートを行いました。
その後、
社員との面談やミーティングで伝え方を変えた結果、
以前よりも社員から意見が出るようになり、
社内のコミュニケーションも改善したそうです。
経営者自身も、
「社員を変える前に、自分が変わる必要があった」
と振り返られていました。
事例③ 頭の中を整理したいという相談
「今日は結論を出したいわけではないんです。」
そう話された経営者の方もいらっしゃいました。
案件が増え、やることも多く、
頭の中が常にいっぱいになっていらっしゃる状態でした。
約1時間、思いつくままに話していただき、
その都度質問を重ねながら整理していくと、
「今やるべきことは3つしかないですね」
という結論にたどり着きました。
最後には、「話しただけなのに頭が軽くなった」
と笑顔で帰られたことが印象に残っています。
壁打ちの価値は「答え」ではなく「気づき」
壁打ちでは、こちらから正解を押し付けることはありません。
経営者自身が話し、考え、気づくことで、
ご自分で納得した意思決定ができるようになります。
そのため、壁打ちの後には、
- 考えが整理された
- 優先順位が明確になった
- モヤモヤが解消した
- 次に何をすればいいかが分かった
という感想をいただくことが多くあります。
まずはお試しで体験してみませんか?
壁打ちは、
一度体験すると価値を実感していただきやすいサービスです。
「相談するほどではないけれど、少し頭を整理したい。」
「誰かと話しながら考えたい。」
「経営者として客観的な視点が欲しい。」
そんな方は、ぜひ一度お試しください。
一人で考えていたときには見えなかった答えが、
対話の中で自然と見えてくるかもしれません。
経営の答えは、誰かが教えてくれるものではありません。
だからこそ、対話を通じて、
自分自身の答えを見つける時間を持つことが、
経営者にとって大きな価値になると考えています。
ではまた。
