おはようさん、ママです。

先日お仕事させていただいた

美容専門学校様より

この上ないご丁寧で嬉しいお手紙を頂戴しました。

なんか、すごく感激した。

手段と目的

美容専門学校は、国家資格合格のため、

必須のカリキュラムがあり、

美容師さんは国家資格がなければ始まらない。

一方で、卒業した若手美容師さんはというと、

いきなり国家資格が現場で活用しまくる

シーンがたくさんあるかというと

そうではなく、

それよりもコミュニケーションや接客の大人化の方が

まず求められる。

国家資格の合格はあくまでも手段であり、

目的は美容師として稼ぐこと。

弁護士の資格を持っていても

依頼が来ない弁護士さんが稼げないように、

資格取得のその先は永遠に続く課題となる。

営業力はどの業種でも使えるスキル

営業力というと、

口が上手くて、交渉上手、のような

イメージを持たれる方も多いようだけど、

実際は、

非言語の部分や感覚的な部分がまず土台となる。

たとえば、見た目の清潔感や、表情、声の出し方など。

美容室の場合これにオシャレかどうかが加わったりする。

そこをクリアした後に、何をどう伝えるか、や

技術的な説明スキルなんかがついてくる。

したがって、どんな職業でも

コミュニケーションスキルは必要だし、

営業力はないよりあった方が助かることが多い。

ちなみに、

営業という職を生業にしている所謂営業マンよりも

美容師さんの方が営業力があるとかいうことも珍しくない。

ちんちくりん営業はゴロゴロいるからね。

現実的な産学連携

話を美容室に戻すと、

美容学生たちは、

現場で使えるスキルを学生の間に

ある程度身に着けたいという要望を持っているという

データがある。

それは、現場(美容室)からしてもあってくれると助かる。

デビューまでの年数がどんどん短縮されている中、

技術の習得だけでもクリアしなければいけない項目があり、

そのための練習時間も必要ななか、

接客スキルも必要になってくるから当然だ。

ママの会社は

美容専門学生が卒業して、

サロンに入社した後の研修を企画しているわけだけど、

入社前にある程度できていたらサロンと学生本人は

どんなに助かるだろう、とこれまでも何度も考えてきた。

けどなかなか現実問題クリアすべきことが多く、

前に進めずに今日に至る。

今回専門学校の先生方とお話しをするなかで、

もっと対話をしていけば、

何か糸口が見つかるような気もした。

もっと美容師さんのお役に立てる何かを

形にしたい。

しかし、

今回のお仕事をさせていただくにあたり、

数々のお気遣いに感激した。

ママは単純なので、

これからもっと業界に貢献したいとあらためて思ったりした。

15年やってきて本当に良かったなと

珍しく自分を労うママなのでした。

ほいじゃまたね。

感謝!!