忘れた頃の

おじさんコレクション

”おぢコレ”。

先日、2年目入社の社員さんと

お話ししていた時の話。

後だしじじいは嫌われる

入社2年目の若者から

「どうして年配の人って

偉そうに意地悪なんですかねー?」

部下が困っている時に

見守ってる風を装い、

様子をうかがって、

なんのアドバイスもせず、

うまくいったときには

「自分たちで答えを出すのを

見守ってた」エッヘン

というようなことを言い、

うまくいかなかった時、

「結末はわかっていたが、

失敗から学んでほしかったので

敢えて黙っていた」スンッ

というのが

意地悪、らしい。

そういう場面もあるかもしれんけど、

明らかに

「最初に言ってよー!」

てことも多々あるという。

おぢのやる気のなさを若者は見透かしている?

日頃の行い、

とはよく言ったもので、

日頃の関係性がよければ、

上記のようなすれ違いは

生まれづらいはず。

でも、

おぢと若者上司と部下の

関係性の質が悪ければ、

相手の言動を

ネガティブに捉えがち。

本当に見守って黙っていたとしても、

関係性が悪ければ、

「自信がないから

後出しじゃんけんしやがった」

なんて捉えられたりもする

必殺質問返し「お前はどう思う?」

前職の管理職たちは

何か質問した時、

「お前はどう思う?」

というフレーズを、

バカの一つ覚えのように言われるのが

身震いするほど嫌いだった。

大体質問に質問で返すって何?

後出しじゃんけんおぢとも似た

この思考停止系オレ様フレーズ。

腹立つ理由として、

責任を取らない立場からの発言に見えるから

  • 結果が出た後で「自分はわかっていた」と言うのは、失敗した人への共感やサポートがなく、自分だけ安全な場所にいるように見えるため、信頼を失いやすい。
  • 自分の考えを述べず、相手に考えさせる風の発言は質問を受けた側の思考停止。

上から目線・マウントと感じられるから

  • 「そうなると思った」と言うことで、自分のほうが洞察力がある、先を読めていたという印象を与えます。それが無意識でも、相手を見下しているように受け取られる場合がある。
  • 俺は答えを持っているけどお前は?という姿勢が困って相談している相手に対して不誠実。

建設的なフィードバックになっていないから

  • 結果のあとで言っても意味がなく、改善のためのアドバイスや事前の警告でなければ、ただの“嫌味”に聞こえる可能性がある。チームで協力して成果を出す場では特に嫌われやすい。

とこんなとこだろうか。

じゃあどうすりゃいいのさ

「そうなると思った」ほらね。

という一言で片づけちゃうから

そうじゃなかったとしても

相手には雑にしか伝わらない。

そんなとき、建設的に

フィードバックすることで

相手の捉え方は変わるはず。

事実 + 共感 + 改善提案

「今回、結果が思うように出なかったね。私も似た経験があるので気持ちはすごくわかるよ。次は〇〇の部分をもう少し事前に確認してみると、改善できるかもしれないね。」

“一緒に”改善する姿勢

「たしかにこのやり方だと難しい点も見えたね。次は別の視点から一緒に考えてみよう。」

前向きな問いかけ

「今回の経験から、次に活かせそうなことって何だと思う?サポートできることがあれば言ってね。」

代替案の提示

「もし次回同じ状況になったら、〇〇のやり方を試してみてもいいかもしれないよ。以前それでうまくいったことがあるから参考にしてみて。」

「責める」ではなく

「支える」「一緒に考える」

というスタンスが、

信頼関係を築きながら

前に進むフィードバックになります。

まあ、結果が出る前に

まずは手を差し伸べて

って感じであるが。

相手が若いからって

手抜きしちゃダメってことかな

と思う。

年齢は下でも

一人の大人として

向き合うことが

若者に媚びずに

好かれるポイントかも。

ほいじゃまたね。