おはようさん。ママです。
新人研修ラッシュです。
今日は新入社員を迎え入れた
会社の社員さんがご来店。
新人研修を受けた新人の戸惑い
5月ももうすぐ終わり。
新人さんたちは
入社してからまる2か月が経過
しようとしている。
ママんとこでは、
毎年
美容師さんの新人研修を
させていただいている。
異なる会社の
美容室から新人さんが
集まる研修。
4月、5月の2回が終わり、
残り5回。
早ければ来月あたり、
研修で疑問を抱く
新人さんが出没する。
「先輩たちもやってないこと
現場でほんとにやるの?」
基礎と応用
世の中
本音と建て前があり、
研修や、アカデミックな場では
よく、
「そうは言っても現場では違う」
なんてことはよくある。
具体的な例を挙げると、
研修で必ず入れる
”笑顔”。
私も含めてそうだが、
実際仕事をしていて
終始笑顔なんてありえない。
たとえば美容室で、
目が合った時の笑顔、
すれ違う時の笑顔、
会話の時の笑顔、
お見送りの時の笑顔。
どれも大切な接客の一部。
でも実際は、
現場に
無表情な先輩っていたりする。
で、なまじその先輩が
結構な売れっ子だったりすると、
そういうちょっと一般的な
良い手本的先輩よりも
一目置かれたりする。
だから研修の内容や
現場とのギャップに
「?」となる。
おそらく多くのケースで
その無表情の先輩は
とんでもない気遣いを
人が見えていないところで
やっていたりして、
それが表情のなさを
カバーしているケースもある。
要は
基礎と応用。
基礎をさんざんやってきた
熟練が応用ができているのを
まだ基礎ができていない
ピヨピヨが
応用の部分だけ見て
「カッケー!」
となることはある。
残念なのは、売れない裏ボス
だけど、
そんな素晴らしい先輩ばかりではなく、
本当に残念な、
全く売れないけど
なんかかっこよい、
いわゆる
クラスにいたちょい悪風の
売れない先輩にあこがれるケース。
この場合、
そのちょい悪先輩の
上司が悪い。
こういった
やってはいけないことを平気でやる、
ルールを守らない、
仲間に迷惑をかける
先輩とは呼び難い
ただ社歴が長いだけの
迷惑野郎を
放置している
上司が悪い。
悪いものを悪いといわない上司の
いる職場環境は
真面目にやる人間にとっては
地獄だ。
辞めて欲しくない人が辞めていく
社風に合わない、
困った野郎どもが
幅をきかせると、
地道に努力する、
これから育てたい
真面目でいい子は
辞めていく。
それは
組織風土の乱れ。
いくつかの
美容室で、
新入社員を受け入れるにあたって
自分たちが注意すべきことを
共有しておきたいと、
勉強会を開いたことがある。
もちろんだが、
その美容室に就職した
新入社員は辞めない。
愛情や誠意が
ちゃんと伝わっているからだと
ママは思う。
離職率の高い会社さん、
学ぶのは
本当に
新人さんだけでよいと思われますか?
ほいじゃまたね。