おはようさん。ママです。

貴重な人材。

辞めずに続けてもらいたいですよね。

今日は本質的に

離職率を下げている

会社さんの事例を。

無断欠勤ルール

欠勤する時、無断をルールとしている会社さん。

2週間に20時間勤務すれば、

黙って休んでいいそうな。

休む時って、

本当に体調悪くても

会社に連絡しづらいし、

お子さんがいらっしゃるご家庭なんざ、

しょっちゅう発熱してしまって

先週休ませてもらったのに

言いづらい、とかあるよね。

本来、休む権利があるにも関わらず、

実際のところ、

現場のことを考えると

つい遠慮をしたり、

無理をしたりしがち。

ママの会社のママスタッフさんは

業務委託なので、

いつでも自由に働いてもらってOK。

お二人お子さんがいらっしゃるので

突発的な事情が発生したとき、

毎日出社義務のある働き方は大変だろうと

あらためて思った。

前述の会社さんは、

無断欠勤を”推奨”とせず、”義務”にすることにより、

全員が気をつかわなくて済むよう

配慮しているとのこと。

そんなことして利益はどうなのさ

この会社さんは

株式会社パプアニューギニア海産さんという会社で、

パプアニューギニア産天然エビの輸入・加工・販売
をされている大阪にある会社さん。

好きな時間に仕事をして

嫌いな仕事はしなくていいんだそうな。

雨の日には出勤する人が少ないが、

晴れると人がどんどん出社してくるんだって。

「作り過ぎたらどうするのさ?」

と思うよね。そしたら

価格を下げてたくさん売るんですと。

なるほどー。

そんなことしてて利益は?

この無断欠勤のルール化や

嫌いな仕事をしなくていいルールを導入したあと、

年間利益が400万円増えたんだって!

生産性とココロの負担

この会社の社員さんのおひとりが、

やりたくないことのひとつが

「挨拶」と応えていた。

その方は吃音があり、

何気ない

「おはようございます」や

「おつかれさま」

をいうことに負担を感じていて、

職を転々としてきたらしいが

ここではそのことをみんなが理解したうえで、

業務に集中できることで、

離職せず楽しく仕事をしているとのこと。

心の負担とは、

その人にしかわからない

内容や程度なんかがあって、

そのために、

気を使ったり、

誤解が生じたり、

いづらくなって

退職をしてしまうこともあるんだって。

確かにそうだよなーと思った。

離職率を下げるためには、

面談をしたり、

コミュニケーションの機会を設けたり

するのももちろん工夫ではあるけど、

この会社から学ぶことは、

人間の本質、ココロに

フォーカスして、

非常識、わがままで

片づけられ、追いやられてしまう人を

暖かく包み込むような

対策だなあと。

なんだか

”対策”と聞くと固いイメージだけど、

ほっこりする事例だと思いませんか?

ありきたりの常識にしばられず、

人の心を大切にしたいなーと

ママも思うのでした。

連休明けの初日、

ようがんばったね。

おつかれさん。

またね。