おはようさん、ママです。
連日社歴の若い方向けの研修が続いていて
頭の中そればっかりなので、
あらためて、
入社してすぐの研修の重要性について。
変な自己流が定着する前に
新卒だけでなく、中途入社の社員さんを
採用するケースも多いと思います。
経験の有無に関わらず、
この時期に、その会社での
ふさわしい営業の考え方やマナー、
プロセスを学ぶことは、
将来の営業活動に大きな差が出ます。
間違った方法で覚えると、
後から修正するのが難しくなります。
その会社、組織で大切にしている
考え方ややり方を
理解したうえで、
成果を出していく必要があります。
自己流で、なまじ成果が出てる状況で
やり方の修正は本人も教える側もキツい。
成績が頭打ちになった時には
本人のモチベーションの低下と
相まって、
なかなか新しいやり方を
取り入れさせるのも
難しくなりがち。
ママが新卒で入社した会社は
法人や個人相手の
営業職でした。
時代や商品や会社や上司のお陰で
営業成績がとても良かった。
しかしその当時は
今思えばとんだ勘違い女で、
「自分は営業が得意なんだ」
と思い込み、
自分の営業スタイルに自信があった。
ところがその後入社した会社は
とんでもないスゴイ人たちがいる
超営業会社。
そこで早い段階で
ポッキリとプライドを
いや、粉々に打ち砕かれるのでした。
動悸がするくらい恐ろしい上司も今ではかけがえのない恩人
とあるモーレツ営業会社に入社したママは
自分のやり方でやるも、
思うように成績が伸びない。
自信を失いそうになっている時
に言われた一言。
「感覚で売れてもどっかで頭打ちになるで。
根拠をロジカルに伝えられるようになったら
無敵やで」
人は恐怖に満ちている時、
(当時会社に行くのが怖かった)
希望の光はとても眩しく
目指すべき唯一の方法のように感じる。
ママは元々単純だったのもあり、
「無敵やで」が
脳内リピートしていた。
そして、
その上司の自信に満ち溢れた
預言者のようなアドバイスに
すがるように、今までやってこなかった
ロジカルに物事を考え、伝える力をつけようと
様々な努力をしました。
そんなある日、
スッコーン
と何かから抜け出したように
営業成績が面白いように
上がり始めた。
この成功体験は、
上司へのリスペクトと
信頼度が確かなものとなったのでした。
失敗から学べる安全な環境であるということの認知
上記のような現場での指導と研修は
できる限り一貫性があることが大切だと
思っています。
研修の場は、実際の現場と違い、
ミスをしてもフォローしてもらえる「学びの場」で、
現場で細かなことって案外聞けないままに
なっていることも多いです。
研修では、そういった
現場での疑問や不安な思いに対しての
スキルを補う役割があり、
それにより、現場での
対応力が身につきます。
成長スピードが早い時期だからこそ効果的
1〜2年目は吸収力が高く、
指導による成長スピードも早いです。
この時期にしっかりした研修を行うことで、
数年後の成果に大きく影響します。
若手の時期は、
ベテラン社員が思わないような
小さなつまずきがトリガーとなり、
やる気をなくしてしまうことも多いものです。
それを早めにクリアにする意味でも
研修は現場での指導に
良い影響を与えます。
「どうしていいのかかわからない」
「成果が出なくて不安」といった状況は、
早期離職の大きな原因にもなり得ます。
鉄は熱いうちに打て
物事を行うにはタイミングが大切。
早い段階で、
会社のパーパスや、
大切にしている想い、
それらをどのように行動することが
望ましいのかを、
その人の資質に頼るのではなく、
伝えることは
本人にとっても
会社にとっても
重要な役割をもつと思います。
我々大人も
たくさんの先人に
教わってきたように、
若者たちと
関わっていきたいものです。