施術中になぜ客は寝るのか。
恋をすると日常が楽しく感じられ、女性なんて、肌がキレイになることだってあるステキなもの。
恋愛っていいもんですよね。はぁ~♡
とあるサロンにて。実際にあった話。
カラーの放置中、鏡ごしにいちゃこらと仲が良いというより明らかに違うムードのスタッフさん。
2人ともアシスタントさんで、私のカラーを塗ってくれた女の子と、少し離れた席のお客様の担当をしている彼はどうやらつきあっているらしい。
やたらとすれ違いざまのスキンシップ♡
「んもぉ♡」とか言いながらじゃれあっておる。
そんななかまたもや鏡越しに(変態のぞきおばさんではないが)なにやらピンクな雰囲気を感じ顔を上げ確認してみると
手をつないでおるーーーーー!!!うぉー!
見てみぬふりをしようと思ったが、女子の方と鏡越しに目が合う。
き、きまずい。。。
そういう時は寝たふりに限るので、寝たふりをしたが、流す時には寝たままというわけにいかず、二足歩行しないといけないが、まぁ、シャンプー台でまた寝たふりすればいい。と思い、シャンプー台へ。。
「倒しまーす♡」
「あは。んふふ」恋愛ガールがなんかもごもごいうておる。
聞こえないふり。。イヤな予感満載。。
「あ、すみません、さっきは。実は付き合ってるんですよー♡」
「あ、そうなの、いいね、楽しそうで」と大人の対応をするも内心、
シャンプーの時に話しかけなやー。しかも「実は」ってそんなにあんたたちのこと興味ないし、芸能人ネタみたいに「えー?!まさかー?!!」みたいな反応はできない。その後、始まり始まり―
慣れ染めから、付き合っていることを店長にはまだ言ってないこと、
実は(また出た実は)同じ専門学校だったけどその時はあまり仲良くなかったことなどなど、、聞きもしない、聞きたくもない話を延々と。。。
ドライの際にはまた得意の寝たふり。
そして会計時、彼の方が、
「なんかすんません、色々はなしたみたいで(ウチノヤツが、的な感じで)」
「いえいえ、若いっていいね!(もはや意味不明な返し)」
めんどくせぇー!!こういうのに限って別れたらまたテンションがわかりやすく、大人客は対応を迫られることになるのです。
お客様がほんまに寝とるんかどうか、チェックしたほうがええよ。