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女性を管理職にするということ

以前毒女は分不相応ないわゆる大抜擢人事につぶされそうになったことがある。会社が悪いとかそういうことではなくて、この時の恐ろしくもありがたい経験があったから今があると言えるので感謝をしている。

誰も登ったことのない、もちろん自分は見たこともない高い山がどーんと目の前に急にあらわれて、「自分のやり方で登っていいんだよ」という言葉よりもその時は登り方を教えてほしかった。

なんとか少し登れてひとつクリアした喜びは束の間、また次の険しい山が現れる。「この前も登れたんだから次もできるよ」という励ましよりも手を貸してほしかった。

何かを達成する喜びは既に全く感じられず、

ただただ、「次も失敗できない」というプレッシャーと恐怖しかなかった。

「がんばろうよ!」「大丈夫だよ!」という元気づけよりも、「大変だよね」という共感が欲しかった。

ただただ、期待に応えたいという気持ちとプレッシャーだけで目の前の難題をやっつけるような。毎日がもぐらたたき。

その後どんどんと自分を見失い、体もココロも壊れていくのでした。

そんな経験があるからこそ思う。

管理職の女性の割合を高くしたいという流れの今、幸せな人事をしてほしいと思う。

「やりたいようにやっていいよ」とか、

「自主活性組織だから、うちは」とか、

そういうのは、上司がマネジメントを放棄しているケースもある。

女性を管理職にするのに必要なマネジメントの仕組みと寄り添う存在が不可欠に思う。

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