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コンスタントに売上目標達成しているスタイリストがしていること。

「前世が見える」という方から

「あなたは前世でとてもつらい思いもしましたが、

大きなラッキーもあったようですね。」と言われた。

みんなやがな。しかも前世でなくても現世もじゃわ。

毒女です。

コンスタントに売上目標を達成している人には、

業界に関係なく、特長があります。

今日ご紹介するのは、結婚を機に時短勤務になった

女性スタイリストのお話し。

彼女はアシスタント時代から見てきていて、

とてもやさしくてやわらかい物腰、

素直で負けず嫌いな女の子でした。

メンズカットが苦手で、

悔しくて泣きながら練習をしていた姿を思うと、

現在は後輩を指導する、お店にとってなくてはならない

頼もしいお姉さん的存在になっています。

彼女は売上を自店で褒められたとしても、

「私くらいの年数のほかのお店のスタイリストって

どのくらい売上上げてるんですか?」とか

視座がとても高い子でした。

彼女は昔から言い訳を一切しない。

結婚を機に時短になった今でさえ、

それを言い訳にすることは一切ない。

彼女の中には、

「どうやったらできるのか」

しかないのが会話からもわかる。

キャンペーンのおかげで店販が上がることはよくあることだが、

彼女は関係ない。

閑散期でもしっかり店販を上げていて、その構成を聞いてみると

自分でもよく購入している。

彼女いわく、

「自分が興味があって使ってみたいのもあるし、

美意識の高いお客様が多いからちゃんと説明できるようにしたい」

とのこと。

そして、彼女には、「客」「客以外」という概念がなく、

「興味のあるもので、その人が好きそうなものは自分が

知っている限りのことを教えてあげたい」という考えがある。

それは打算でもなんでもなく、

常に人を観察して、「好きそう」という彼女のアンテナがキャッチすると

最速最善の方法で教えてくれる。

毒女が美容好きなことをもうずいぶん前から当然のように

キャッチしている彼女は、

ミーティングの時や雑談している時に出た商品の話に

私が食いつくと、

「石原さん、絶対好きだと思いました!」と言い、

それはこれまで外したことはない。

先月は別の話題になり、その商品の話が中断された。

ミーティングが終わり、お店を出て、家について

ほっとくつろいでいる頃、LINEが入る。

彼女から、「話が途中になって詳しくお知らせできなかったから」

と商品のURLを送ってくれた。

このあたりも実に彼女のスゴイところで、

毒女はざっくりした情報では心が動かず、

効能や成分などじっくり見たいタイプなのを熟知しているのだ。

そりゃ彼女から買うよね。

コンスタントな売上を創れる人を一言でいうならば、

「続きもん」なのだ。

キャンペーンだから売る、とか。

今日売上が欲しいからしっかり案内する、とか

薄っぺらいテクニック論ではなく、

いいものをいつも、今日じゃなくても

教えてあげる、提案するという「続きもん」なんである。

一発ラッキー売上は続かない。

今日説明して今日売れるわけではない、

今日の提案は「今日は」受けないけど、別の日には

ベストな提案としてお客が思い出し、

また彼女に予約を入れる。

「売ってやろう」がない方が売れる、という人もいるが、

どこかに「売ってやろう」というしっかりとした目標は必要。

売れない人ほど、「売ってやろう」=悪いことのように

言い訳しているけど、

「売ってやろう」は

「あなたにとって最善なものはこれだ!」

って言い切るくらいの自信があれば、

「売ってやろう」は「教えてやろう」になるし、

その想いはお客側にしっかり伝わる。

これは間違いない。

教えてあげ受けるも受けないも客が決めることで、

売る側が心配することではない。

彼女がこれからどんな進化を遂げるか

これからますます楽しみである。

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