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これから大事にすべきと思う3つの要素。

3か月ぶりです。

言い訳はしますまい。

四の五の言わない毒女です。

さて、公私ともにバタバタで(←言い訳がましい嫌な言葉w)

しかし、インプットすることも多く、

アップデートした気分でおります。

そして少し(さらに)可愛げがなくなりました(笑)。

元々なのか、職業柄そうなったのかはわかりませんが、

分析癖があり、仕事には活きるのでよいのですが。

今年も半分が終わろうとしており、

数字を見させていただいているサロンさんの殆どが

狙い通りの成果を出されています。

この長いコロナ生活の中で、

人々の価値観やそれに伴ったサービスの形も

目に見えて変わってきましたね。

注目すべきそして、こらからの重要な要素ではないか

と感じていること3つをあげてみました。

1. 安全性

2. 独自性

3. 一貫性

この3つは押さえるべきと感じています。

1.の安全性は言うまでもなく、コロナウイルス感染対策について。

ワクチン接種が終了し、コロナが収束するしばらくは続きそうです。

とはいえ現状、

広島など緊急事態宣言が出されている場所ですら、

コロナとの闘いも長くなり、

少し慣れてしまっている部分もでてきているこの頃。

感染への警戒レベルがお店ごとに本当にまちまちです。

サロンさんによっては「お店のクロスは使い捨てですか?」とか

問い合わせが入るなど、感染リスクと美容室に行きたい気持ちとの葛藤。

自分でできることは対策しようとなさる方も少なくないと聞きます。

「最初はやってたけどいまはもうやめちゃったー」

てのが3つ目の一貫性にもつながり、こういったことの積み重ねが信頼につながっていくのでしょうね。

2.の独自性

今回私が言っている独自性とは、これまでもずっと言われてきていた差別化戦略とかいうものよりもっと深いところにある、けれどある意味単純なお客様の想いのことを指しており、「わざわざここのお店を選ぶ理由」という本質のことです。

外食だと、家で食べられない、作れないジャンルのものを選ぶ傾向にあるように

(毒女は揚げ物が大好きですが、においと汚れと油の処理が面倒なので家では絶対にしません)←どうでもいいけど。

・このお店でしかやっていないメニュー

・この人でないと実現できない技術と気持ちの満足感

いつもサロンさんでお話ししている「あなたにやってほしい」が何なのか?

「あなたじゃないほうがいいかも客」はもちろん他のお店に行くわけですが

「あなたでもあなたでなくてもどちらでもいい客」も他にいっちゃうのです。

どちらでもいいに負けないために安易に割引をしてしまえば

そのあとはお察しの通り、きりがない割引企画を毎回思案することになり、

「何をいくらにするか」ということを考えるのに頭を使うことになる。

安くすれば人は来るかもしれないけど一向に利益率は良くならない。

しかも今、安くしたからと言ってそんなに人は動かない。

それはなぜかというと、

本当の価値に対しての感度が高くなってきているから。

安くてもだめなものはいらない。

高くてもいいものには少し頑張って手に入れる。

さらに、高いものに価値があるかどうかを見定める目もシビアになっている。

それが3つめの一貫性にもつながる。

「安かろう悪かろう」→一貫している

「高かろう悪かろう」→一貫していない

だから高く売ろうと思えばその分、価値は何かを明確にして、

それを磨きあげる。そこからしかうまれない”自信”により

伝える相手にその価値がきちんと届けられる。

そこまでやっても残念ながら価値をわかっていただけない相手は

自店にとってふさわしくないお客様なのかもしれない。(バイビー)

また、一貫性とは全てにおいて、という意味も理解しないといけない。

お客様にとっては最高のお店、人(風)なんだけど、

労働条件が悪かったり、

「人を大切に」といいながら、

従業員とお客様以外はその”人”に入れられていなかったり。

そういうのって必ず出てくる場面があるんです。

大切な人の前」と「数字」に。

たとえば美容室でお客様への態度と、

一緒に働く仲間に対する態度が豹変するとか。

いつもよく話すんですけどね、

美容室ではお客様はじっと座っているじゃないですか、

で、ヒマなんで意外とよく観察してるんです。

「うあーさっきシャンプーしてくれた子、

めっちゃ怒られてるぅー」とか。

そしてその激おこしていたスタイリストさんは

私には別人のようにやさしい。。

この裏表を目の前で明らかになった二面性に気付いた日にゃあ、怖いですよ、

そりゃ。人だもの。

「なんで客単価あがらないんだろう」

「なんで店販売れないんだろう」

「なんでうちのスタッフは育たないんだろう」

なんで、、なんで、、、

必ず原因はあり、

人は自分の都合の悪い原因には気づかなかったり、

それが原因だとは思いたくないもの。

そして自分ちのことは見えづらいよね。

「やると決めたことは結論(結果ではない)が出るまでやる」

これも一貫性。

確実に計画をクリアしているサロンさんに共通する

もっとも重要なポイントです。

利益率を上げるために材料費を執拗に値切りまくることより

別のことに本質があるのではないか、とか。

値切られた材料屋さんだって利益率は大事なんです。

競争、戦略とか

競ったり戦ったりはもうやめにして、

共創して計画を立てたい。

みんな仲良くしようよ。

そもそも戦略とかいう言葉って軍事用語だよね。怖いわ。

それこそ時代に合ってないような違和感を毒女は感じている。

少なくとも毒女は戦ったり競ったりが大嫌い。

(また自分のことを・・。)

さっきの話に戻って、

値切られた相手との関係性はどうなっていくのか?

利益を上げるための情報は

ゆうたってよくしてくれたところに流れる。

返報の法則。

やられたらやり返すのいいバージョン。

良くしてもらったら良くしてあげたいと思うもの。

だって人だもん。

わたしたちは数字を相手にしているんじゃなく、

人を相手にしているんじゃないっけ?

やられたとしてやりかえすとかも

ビジネスでは実際そんなにないから

結果

現実的には人が離れていく。

そのあたりの”人”やあり方”が

言動一貫して積み重ねていくことで、

人との絆が紡がれていき、

やがて人々の大きな喜び、幸せにつながっていくんだと思う。

自戒の念を込めて。

月曜の朝、久々の毒と愛を。



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