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客単価を上げるのを邪魔するもの

うちで飼っているメスメダカ1匹がものすごい数の卵を毎朝産みます。

針子ちゃん(稚魚)がおそらく50匹以上います。

こんにちは。毒女です。

みなさんは客単価についてどのように考えられていますか?

言葉だけだと、ゼニカネ野郎みたいだけど、

お客様からいただくお金は、

提供したサービスなり商品なりの価値の対価で、

見合っているかどうかを見極める必要がありますよね。

サービスに見合った料金をいただくにあたり、

いわゆる値上げをする際に

苦戦されているケースがあります。

阻害要因として、

1.  いつもより値段が上がると失客する(と信じている)

2.  無意味な(とは気づいていない)割引を日常的にしている

3.  お客様にできるだけ負担をかけたくない

というのがトップ3でしょうか。

特に1.に関しては必ず出てくるご意見。

2. に関しては長年日常化していて計算してみたらビックリ!ってことも。

3. はお客からしたら余計なお世話(笑)。

特に、店販が苦手、プラスメニューの提案ができない若手ちゃんは

3.をよく使いますがこれは単なる言い訳で、

1.2.3.に共通するものは

単なる怠惰

だということに気付くべき。

だって、一番逃げやすいのが価格だから。

「このくらいの値段なら少々だめでも許してもらえるだろう」

とか思っちゃいますもんね。

お客様が必要性に気付いていないものや

ことに気付かせるためには、

よくその方を観察して、どこがいけなくて、

どうすればよくなるのかをわかりやすく説明する必要がある。

時に根気よく。

毒女も営業時代に経験があるが、

一度提案をして受け入れられなかった場合、

その一度だけであきらめてしまうと、

相手には決してその時の本気度は伝わることはなかった。

提案することが目的になってしまっていて、

(提案というか、それはアナウンス)

提案に応じてご契約いただくことという目的が

達成されない。

目的が、

お客様に自分の提案を受け入れていただくこと

であるならば、

納得していただけるだけの説明と

説明するのに必要な知識と経験が必要。

これがめんどい場合、一番手っ取り早いのが

提案しないこと。

提案して失客するくらいなら、

提案せずに失客の理由を不明にしちゃったほうが責任追わなくてよい。

次回予約でも店販でも、

〇×確認のようなのは行き当たりばったり。

相手が「ください」といえば売れるけど、

言わなかったから売れなかった、

なので結果はこうです、というのは

提案ではなく、自動販売機と同じ。

欲しい人がいればポチっとして売れるけど、

ポチっとしてくれないと売れない。

残念ながら自動販売機に感動することはない。

「うあー欲しいジュース押したら出てきたー!感激―」

なんてこと

今の日本ではないよね。

こんな記事書きながら、

今思えばダメダメ満載だった自分の

色々を思い出して

今更ながら当時の上司の寛大さに気付くのでした。

今日はこのへんで。

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