次回予約率Ave80%越えのスタイリストの特長。

お読みくださりありがとうございます。毒女です。
みなさんのお店では次回予約率どのくらいですか?
今日は極めて次回予約率の高いスタイリストに見られる特長について分析してみました。
話はいきなりそれますが、(今日はようけそれるでぇー。ついてきて♡)
毎月客単価の振り返りをしていらっしゃると思いますが、
6,7月、ちょうど今頃って、客単価良かったりしませんか?
毎年、6月の振り返りの時に毒女は違和感を感じ、言うことがあります。
「縮毛矯正って単価いくらですっけ?」
梅雨時期になると特に需要の高まるメニューのひとつだと思います。
施術時間も長いし、お薬代もあるし単価高めですよね。
そして、縮毛矯正を施術された人数をチェックします。
他の月より大抵多い。
そりゃ単価も高い。
それを「今月は単価が高くて良かったです」とか「わーい」とかいってちゃダメなのは明確で。
これは外部要因によって上がった瞬間風速的な結果。
この時期の単価の高さの外部要因はもちろん”湿気”。
雨が上がれば単価が下がる。 (ことわざですか?)
マネジメントする人間が、数字の結果を評価する場合、そういった外部要因による恩恵なのか、本人の努力なのかを見た上ですべき。
やっとここから本題にはいるんじゃけども、
単価でも店販でも次回予約率でも新規再来率でも
瞬間的ラッキーはあったりする。
Ave(アベレージ/平均)はどうか?と、月毎の数字をみてこそ本当の評価になる。
平均って気をつけないといけなくて、
極端に低い数字と極端に高い数字の平均を取るとまあまあの数字になったりして、
「うん、いいね」なんて評価することがある。
数字が乱高下するのって決していいことではない。
なぜなら外部要因にや内部要因のムラ、すなわち
本人のモチベーションや勤怠にバラツキがあるなどにより発生することもあるから。
どうも話があっちこっちいくのは湿度のせいじゃろうか(そうではないであろう)。
時を戻そう。
次回予約率を1年間毎月の数字を見て悪い時でも80%は切らない、というスタイリストに共通していること。
1. 「過去」「現在」「未来」ベースで提案している
2. カルテの活用に工夫がある(すごいメモってある)
3. 心で聴いているから覚えている
1.については、客側とスタイリスト側という違う価値観や言語表現を持つ他人同士が頭に思い描いていることを同じくするためには言葉に出しながら確認が必要である。
「髪色を暗くしたいとおっしゃったのは、黒に近いということではなくて今より少し暗くしたい、ということですよね?」とか
雑誌のモデルさんの髪色で確認するとか。
見えている現状(現在)と、これまでの不満や気に入っていること(過去)とこれからどうしたいか(未来)の3点を正しくお互いがズレなく共有できているか、ということ。
また、それるけど、
はっきりゆうて、よう見せてもらうけども、
カラーチャート見てもワカンナイッス。
あの小さい毛を見て全体って想像しづらいし、仕上がりみて「え?」てこと多々あるってのは結構お客あるあるなんじゃ。
お店の壁紙選びって難しくないですか?(出たで脱線祭り!すんません!)
あのBOOKになった小さい四角の見て「いい!」て思ったのに
実際現場を見てギョッとするとともに己のセンスと想像力を疑ったことはないかい?(オザキ風にしてみました)
ここいらで脱線しまくったあらゆる線を束ねようと思います。
再び時を戻そう。
2.3.で挙げたことって別々にしましたが、共通していて、
それは、
本気で目の前の人をキレイに、可愛く、かっこよく、素敵に、自分の手で変えてみせましょう!という気概からくるものだと思っていて、
本気のスタイリストの方ってよく覚えてくださっていたり、
不安に思っていることや心配に思っていることに対して細かく確認して安心させてくださるんです。
そうすると、もう客としましては、
「ここまで私のこと分かってくれるスタイリストさんはこの人しかおらんわッ。一生ついていきます♡」って思ったり、
もはや自分の要望を伝えるということだけでなく、スタイリストさんと共同で創り上げてきた、というか紡いできたオーダーメイドのなりたい像であったり似合わせは他のお店に行っていちから同じ状態にする、同じ関係性をつくるのは無理なんである。
そこが客側の「この人でないとダメ!」っていう必然性であり、
自分が日々ご機嫌でいられる髪の状態をキープするためには
次回のスケジュールを押さえちゃおうと考えるのはとっても自然なこと。
だって、ここまでしてくれるスタイリストさんは先々まで予約が入りまくってるから予約取れないから。
ちなみに、みなさん、「美容室 次回予約」で検索したことありますか?
検索上位にでてくるのは
美容室 次回予約 うざい
です。
客側の必然性なき次回予約の強要は撲滅したいです。