次回予約率を高めることにすべきこと。

お読みいただく気になってくださってありがとうございます。毒女です。
みなさんのお店では次回予約率を指標に掲げていらっしゃいますか?
そして、それは現在どのくらいでどのくらいまで目指していらっしゃいますか?
次回予約ってお客側からすると人によっては次予約いれなくて済むからラクチン、という方もいれば、予定が決まらない方や自分以外の家族などの都合で先のことを決められない人もいるでしょう。
そして、次回予約を取らない理由としては、
「Hot pepperaからまた予約を入れます」とか、
「予定がわからない」とか、
「また電話します」とかが多いんじゃないでしょうか?
果たしてこれは「理由」でしょうか。
本当の「理由」とは、
1. 美容室には気分で行きたい
2. 自分が行きたいタイミングで行きたい
3. 未来の予定を確定する必然性を感じていない
4. 他のことよりも美容室へ行くことの優先順位が高くない
こういうことじゃないかと思います。
なので、先にあげた3つの「理由」とは、「現象」であって「原因」ではない。
原因は下の4つじゃろう。ぶっちゃけ。
そして、次回予約率を改善しようと思う時、いくら現象をリストに挙げようともそれは原因ではないから改善されることはない。
毒女にも経験がある。
友達のグループのイベント幹事をする時によくあること。
「ちょっと先だけど〇月〇日みんなで集まるけど都合どんな?」
と聞くと
「今のところ空いとるけど予定が入るかもしれん」
これじゃ!このことよ!
まっとうな返事のようで、半分断られとるような不思議な気持ちになる返事(笑)
私は現時点での予定を聞いておるわけであって、予定が入るかもしれんのはその時まで生きている人間で、その予定を未確定にしていればそうなるよね。
これすなわち、
「今は空いているけどあなたの誘いよりも優先順位の高いものが入ったらそちらを選びたいので今は返事をしたくない」ってことよね?
行きたくないならば、「ごめん、その日はあいてない!」で済むんだけど
この場合は「何もなければ行くかもしれんけど今は決めたくない」もしくは
他に優先したいものが入るかもしれないと思っているから約束したくないとか。
同じ美容でもまつ毛エクステやネイルをする人は次回予約取ること多いよね。
どこが違うのか?
まつ毛は取れるとスッカスカになってあきらかに見た目がおかしいことが目に見えてわかり、気になるし、ネイルの取れかけの人ってなんかきちゃないよね。
だらしないっていうか。それならなんもせんほうがいいじゃんて思うくらい。
ふたつに共通するのは、キレイ、キレイじゃないの〇×が明確であることと、キレイじゃなくなる周期が一定であること。
髪は正直わかりづらい。素人には。そしてひとそれぞれ。
白髪があきらかに伸びまくっていても気にならない人もいれば、ちょこっとでも除くとすぐ「染めねば!」と思う人もいる。
人から見てボッサボサに見えても自分は「ボリュームあっていい感じ」とか思ってることもある。
「そろそろ切らないとかれこれ美容室行ってないなー」と思ってても友達から
「最近の髪型いいね!」なんて言われたら「まあ、もう少し先でいっか」となることも少なくない。
もっとわかりやすい例だと歯医者。
虫歯痛かったら早く治したいから予約するもんね。他の予定を変更してでも。
なので、次回予約をするのにお客側が必要なのは
必然性。
のっぴきならない予定で先々の予定まで完全ロックされてる大人ってそんなに多くないと思う。
次回の予約をするその人に応じた絶対的なメリット。
そのひとつに
「私の髪はあなた以外じゃダメ!!」と思っていること。
ほんとにのっぴきならない予定で忙しウーマンなら、それこそそのスタイリストさんの予定を押さえておかなければ自分のタイミングで髪やってもらえんじゃんね。
ここをつかむのが原因を押さえた対策という本質だと思うんじゃがどんな?