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必要な人に届け。

あけましておめでとうございます。

昨年この毒女の記事を読んでくださったみなさま

本当にありがとうございました。

リアルでお会いする方から

「読んでるよー」とか

「面白かったよー」とか時々いただく

お言葉にどれだけ励まされたことか。

(そんなにたいした文章でもないけども)

本当にありがとうございました。

今年はもっとみなさんのお役にたてるような情報や

リアルに役に立つような記事を書けるよう

努力いたしますので

今年もお付き合いくださいね。

さて、

2020年は、

無謀にも挑戦した大学院を無事3月に修了でき、

「さぁこれから!やったるでー」っちゅーときに

コロナの野郎がやってきた。

これまでの人生を振り返ってみると、

何かしようとすると何かが起きる。(何かってなんやねん)

計画はことごとく修正され、

スタートする予定だった仕事はなくなり、

人とも気軽に会えなくなった毎日の中で、

あらためて自分の存在価値を見つめなおす機会を

与えてもらったように思います。

普段なら、時間がないからとか、

時間があったらできるのになーとかいう

言い訳が全くできないこの状況を、

毒女は非常にポジティブにとらえ、

自分が他者に提供していることは

本当に必要なことなのか、

もっとできることはないのか、

今、目の前のクライアントや、

いつもお世話になっている美容業界に

自分が今、何ができるか

考えに考えた1年だったように思います。

そんななか、「私だったら」という視点や、

今まさに私がこういうサポートが欲しいと思いつくことは

すべてやったように思います。

無料相談や無料セミナー、

経営者が一番困る資金繰りやコロナ禍のコンプライアンスなど、

専門外の問題に関しては

専門家にお願いをして、助成金のセミナーや、

従業員とのトラブルに関するセミナーの開催。

時間がある分、自分なりにリサーチをして、

それこそ、この2年、大学院で学んだ知識や人脈の助けを借り、

これから美容室がやるべき経営戦略のセミナーや

今やるべきマネジメント、

事業計画の練り直し、

コロナ禍の企画・・・・などなど

ほんま、

今振り返ると

暗闇の中でワーッって走っている感じだった。

複数の情報や選択肢にまみれながら

暗闇の中でうっすら見える近しい人の困った顔に対しての

武器やケアするものを探して最速で提供する。

忙しいわりにお金には全くなりませんでしたが(ゼニカネゆうなや)

そのことが役に立ったのかどうかはわからないけど、

自分ができることはやったといえるかな。

そんな動きの中のひとつに、

カウンセリングがあります。

収束の見えないコロナは

人々の心をじわじわと弱らせ、

身近な人でメンタルをやられる方が続出したのです。

そんな方々の話をたくさん聞きました。

それで、思い出しました。

毒女が会社を作ってすぐのころ(10年前)

立て続けにクライアントのスタッフさんがメンタル不調を訴え、

中には退職をされた方もいた。

これは私がこの業界で商売させていただく意味なのかもしれない

と勝手に使命感をおぼえ、

カウンセリングスクールに通い、メンタルフォローができる人になろうと

久々に勉強をしたのでした。

ただでさえ離職率の高い美容業界。

やめなくてもいいのに

美容師をあきらめてしまう若者たちを見て

いつかの自分と重なったのです。

東京転勤→管理職になり、私は鬱病になった。

鬱病はなるべくしてなったと思っているし、

今となっては患ってよかったと思っている(二度とやだけど)

発病するまで予兆はあったんじゃ。

過労で2度倒れたほど、体も限界だった。

ただ、その時は疲労感は感じつつも仕事に熱狂していたため、

体力に任せて無理に無理を重ねたのだと思う。

やれるはずなのに動かない体、

まだやりたいのにいうことを聞いてくれない体。

脳の動きはモヤがかかったみたいにすっきりしない。

気づくとパソコンの前で思考停止している。。などなど

諦めなくてはいけなくなったこと、

偏見や心ない言葉

薬の副作用

社会に置いて行かれるような不安や焦り。

それはそれは、つらい。

「お前がなるわけない」なんて言われて、

自分も「そうだよねー」とか思っていたくらいだから、

わからない人にはわからない。

(その後誰が見てもわかるほど

激ヤセしたのでした)

さて、予兆のある方へ、

病院に行くのは抵抗がある人もいると思います。

ひとつ言えるのは、

病院に行けば、何等かの病名が言い渡されます。

それを想像してためらうこともあると思います。

ただ、私は、

「鬱病です」

と言われて、

ちょっとほっとしたのを覚えています。(大泣きしたのも覚えてる)

「絶対に治る病気だから」

って先生が言ってくれたのが何よりも救いでした。

病院に行かずにそのまま治る人もいるんだけど、

後になって「あの時鬱だったかも」って話もよく聞きます。

自力で治ればいいけど、

こじらせて最悪のケースも知っているし、

何年も薬が手放せない人も知っています。

このことは、あまりにつらい体験で、

あまり話してこなかったことだけに、

前置きが長ーくなりましたが、

そんな経験がだれかの役に立たないかって思ったんです。

今回何人かカウンセリングをすることで、

経験しているだけに、

共感しすぎて

自分のケアも大変な時もありましたが、

そこはバランスとれるよう、

たくさん聞きすぎないとか工夫が必要だと学習。

毒女は半世紀近く生きてきて

自分は大きなことができない人間だと自覚しています。

(卑屈に思っているわけではなくて事実)

けど、周りにいる人を救うことはできるかもしれないと思っています。

なので、美容師さんが、

お試しコンサルを受けるとか、お試しコーチング受ける、

みたいな感覚で、

カウンセリングを受けれるようにしたらどうかと思い、

2020年12月にホームページ内でこっそりお申込み入り口を作ってみました。

私はお医者さんでもないし、ライトなカウンセラーの資格しか

もっていないけど、

お話をしてもっと専門家のサポートが必要だとお互いに思ったら、

専門家につなぐまでをサポートしようと思っています。

それこそ、大学院で出会った方が経営されている

ミライワークさんと協業しています。

https://miraiwork.co.jp/lp/

つらいよー!!

って方、だれしもそんなときはあるけど、

ちょっと誰かに相談したいってとき、

思い出してね。

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