1店舗美容室オーナーが陥る迎合型マネジメント
美容室特化型コンサルタントの石原かおりです。
今日は生々しいマネジメントの事例を。
1店舗とは限らないですが、
特に1店舗経営のオーナーが陥りがちな
マネジメントトラブルについて。
マネジメントを不得意としている
1店舗経営のオーナーは、
スタッフの性格、資質にとにかく振り回されがち。
自分と合うスタッフが在籍している間は
平穏なのですが、
いざ、自分と合わない、苦手とするタイプの
スタッフを採用した場合。
正確には、
採用してみたら
自分が苦手なタイプだったことが判明したケース。
腫れ物に触るように声をかけ、
なんでも必要以上に褒め、
本人が失敗したことを見なかったことにし、
文句も言わず黙っているタイプのスタッフが
我慢をしていることに気付かなかったり
気付いていないふりをしているうちに
ある日突然始まる暴動。
個性を尊重する、という名の迎合は
まるで野生動物が弱っている獲物にすぐ気付き
攻撃するように、
自分の意思をはっきりと主張する、という域を超えて
上下関係を全く無視した発言が頻繁にみられるようになる。
この状態を何か月も放置し続ければ
取返しのきかないことになる。
マネジメントの崩壊。
そうなる前に、
放置という名の放任はしない方がいい。
気をつけなはれや。