最近、こんな声をよく聞きます。
「若手を飲み会に誘いづらい」
「社員旅行なんて嫌がられるに決まっている」

たしかに、時代は変わりました。
無理に誘うことや、参加を強制する空気は確実に減っています。

でも、ここで一つ立ち止まって考えてみたいのです。

昔は本当に“みんな楽しんでいた”のでしょうか?

行きたい派と行きたくない派は常に存在する

実際のところ、

昔は「断る」という選択肢が

なかっただけではないんじゃないかと思うんです。


行きたくなくても行くのが当たり前。
嫌でも空気を読んで参加するしかなかった。

つまり、
「全員が楽しんでいた」のではなく
「嫌でも参加していただけ」だった人も、確実に存在していたはずです。

仕事で楽しい瞬間を聞いた時の回答

では、今の若手はどうか。

よく「今の子は飲み会が嫌い」「社員旅行を嫌がる」と言われますが、
本当にそうでしょうか。

実際には、今の若手の中にも

・飲み会が好きな人
・社員旅行を楽しみにしている人
・職場の人との距離が縮まることを歓迎している人

は、普通に存在します。

新人研修でかならず聞くことのひとつ。

「仕事してて何が楽しい?」

その回答は

「先輩がたまにご飯にさそってくれる」

「社員研修や運動会がある」

という昭和世代からすると意外な回答。

昔と違うのは、
「嫌な人は断る」「好きな人は行く」
という選択ができる、または、

「行きたくない」という気持ちがあっても許容される

ようになったということではないでしょうか。


つまり、昔と今で変わったのは「人の気持ち」ではなく、
「選択の自由」です。

今も昔もひとそれぞれ

だからこそ大切なのは、
「どうせ嫌がられるからやめよう」と一律に考えることではなく、

“来たい人が来たくなる場をつくること”

ではないでしょうか。

・強制しない
・価値を押し付けない
・参加した人が自然と楽しめる設計にする

この視点があれば、飲み会も社員旅行も
今の時代でも十分に機能する場になります。


「若手はこうだから」と決めつけるよりも、
一人ひとりの感じ方に目を向ける。

そのほうが、ずっと健全で、
結果的に人が集まる組織になる気がしています。

ほんとはめんどくさいんじゃないの?

実際、弊社のクライアントでも

行事がある会社さんは雰囲気が良く、離職率も低い。

世代の違う職場の人間関係を保つコミュニケーションは

無理をしたり合わせたり、大変な側面がある。

「若者は飲み会が嫌い」

という流れをいいことに、

大人が手抜きしてるっていう説もあり。