10年顧客をつくる香水にみる再来率
みなさんは香水を使われますか?
香水の選び方は人それぞれあれど、
香りの好みのほかに、表現したい自分のイメージで選ぶことも多いのではないでしょうか?
甘い香り、スパイシーな香り、爽やかな香りなどなど。。
香水の瓶や雑誌の広告の仕方でもイメージが作られますね。
可愛らしい女性像、強い女性像、個性的な女性像など雑誌の最初の方にはよく
香水の広告があり、どんな香りなのかイメージするのも楽しいです。
香水は、朝つけたら香りに変化をもたらしながら一日中自分と一緒にいます。
仕事のとき、お祝いごとのようなハレの場のとき、または季節によって変えることもあるでしょう。
その中でも日ごろつけるレギュラー的な香水に関しては長くリピートします。
飽きっぽい毒女が唯一あまり変えないものが香水です。
香水をかえようかなと思うタイミングは、生活のステージが変わるとき、変えようと思う時となんとなく香りがしっくりこないような感覚になったとき。
そんなときにはデパートの香水売り場で販売員さんに相談します。
まずは自分で香って、好きか嫌いかやっていると大抵声をかけてくださいます。
「華やかで女性らしい香りですが、甘すぎない爽やかな香りです」とか、
「トップノートは柑橘のようなフレッシュな香りですが、だんだんと香りがやわらかくなってお花のようなやわらかい香りにかわりますよ」とか。
「かわいい」とか「女性らしい」とか「爽やか」とか「セクシー」とか
ひとつのイメージではなく、いくつも混在させる提案の仕方が女性には刺さるのかもしれないなと思った。
「かっこかわいい」とか「キレカワ」とかゆうのもそういうことなんだろうか。
香りのイメージを言葉で説明してくれたあと、使うシーンをイメージさせてくださる方もいる。
「甘さは控えめの香りでどちらかというとメンズライクな香りですが、お花のエッセンスが入っていて、マニッシュななかにもさりげない女性らしさのある香りなので、強さと女性らしさのある、仕事をされている大人の女性にピッタリの香りです。」とか。
香りと香水の瓶の美しさと、言葉によりワクワクし、「これだ!」と感じる。
また、ネーミングもイメージを喚起させる名前がつけられていることが多い。
その由来なんか聞いて、心境にマッチしたものだと
まるで運命の出逢いをしたような気持ちになる。
購入してからずっとそのストーリーは頭の片隅にあって、
その香水によって自分が理想に近づくような瞬間がときどき香りとともにふわっときて、やる気になったり、励まされたり、女性らしい気分に戻してくれたりする。
短くても10年はリピートする香水。
美容室での体験と似てるなって思った。