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コロナ禍のおもてなし

コロナになって

以前に増して

通販率が高くなりました。

複数の宅配業者さんとの

接点が多くなると気づくことがあります。

1. 今まで通りの業者さん

2. 玄関先に置き配に変わった業者さん

3. ドア越しに商品を差し出し飛沫防止をする業者さん

4. 2や3に一言血の通ったコミュニケーションをする業者さん

業者さん同士がバッティングすることもあろうが、

〇ネコヤマトさんが〇山通運さんの配達をどのように

しているか見ることはないと思う。

差があることにすら気づかないだろう。

だけど、確実に気づくのは

配達をしていただく我々。

比較しようと思っていなくても無意識でしている。

今まで通りの業者さんに対しては、

「何もかんがえてないんだなー」って思うのは、

他の業者さんと接してから気づくこと。

ひとつだけなら気づかない。

「お客様のために!」とか言ってることが

本当なのかどうか、とか、

常日頃「お客様のために!」とかいうことを

いちいちアピールしていなかったとしても

こういうときに評価が変わる。

「あ、あの会社ってちゃんとしてるな」とか

「きめ細かいな」とか。

言葉ではなんとでも言えるけど、

行動はうそをつかない。

日本にはすばらしい言葉がある。

おもてなし。

いろいろな意味があるようだけど

私が以前物の本で読んだ中で心に残っている意味に

「思って成す」

という意味。

誰かを想ってすること。

目の前にいない相手に対しても

その人のことを思って、想像をして準備をする。

打ち水なんかも、

訪れた方が気持ちがいいように準備をしておくはからい。

相手のことを想って想像して、ほどこす。

相手が見ているときだけ、

相手が言わないとしないことは

おもてなしとは違う。

毒女の住む広島は今、

感染者が激増し、飲食店も自粛休業をしたりと

街が静まり返っている。

美容室も、来られるはずのお客様が

時期をずらされたりして、

いつものこの時期と違う12月の中営業されている

サロンさんもいらっしゃると思います。

技術に関してはどうしてもお越しいただかないと

して差し上げられない。

でも商品は?

「お客様少ないから店販キャンペーンだめだねー」

っていってるだけではなりゆき任せ。

「いつもシャンプーを買ってくださってる

〇〇さん、次のご来店で購入予定だったけど

年末年始、お困りじゃないかな?」

とか、想いを巡らせてみると?

想いは会えなくても伝えることはできる。

今は非常事態。

いつもと同じじゃない時間の中みんな生活している。

こういうときにどんなおもてなしができるか

工夫してみると

新たな関係性が生まれるかも。

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